以前「Googleで「事業活動を報告する」フォームが公開 インセンティブや強要でクチコミを集めるお店の通報が可能になった」という記事で、事業者がインセンティブや強要によってクチコミを集めている場合、これを通報できるようになったことをご紹介しました。
2024年11月当時の検証時点では、Googleからのアクションは「受信しました」程度の内容しか得られませんでしたが、直近で報告を行ったところ、Googleから返答メールが来たという事例があったのでご紹介します。
「事業活動を報告する」フォームの使い方おさらい
「事業活動を報告する」フォームは未だにわかりにくい場所にあります。

利用手順としては、下記のとおりです。
- Google検索、Googleマップいずれかで報告対象のお店を選択
- 情報の修正を提案をクリック
- 「事業活動を報告」を選択
- 下記のフォームが表示され報告を行うことが可能

今回の経緯
今回、情報提供をいただいた内容を整理すると下記となります。報告から3日後にはGoogleからメール返答が得られたそうで、ここまでのスピード感を持って対応が行われていることに、少し感動してしまいました。
- クチコミ投稿でインセンティブ付与する旨の投稿を行っている店舗を、ユーザーがSNSで発見。
- これを「事業活動を報告する」から証拠画像付きでフォームから送信。
- 3日後にGoogleから対処中とのメールを受信
「事業活動を報告する」フォーム送信後、Googleから届いたメール

これがGoogleに「事業活動を報告する」フォームを送信した後に受信したメールです。内容としては大きく2点記載されており
- 報告いただいた店舗が虚偽のエンゲージメントに関するポリシーに違反していること
- Googleが当該ビジネスと協力して対処中であること
が記載されています。
情報提供いただいた方によると、3月末にこのメールを受信して以降、Googleからアップデートのメールは届いていないようですが、この手のフォローアップメールは来ないことが常なので、報告者に対してこれといったアップデートはないのかもしれません。
ただし、これまで不透明だった「報告後の扱い」について、少なくともGoogle側で違反の可能性を認識し、対応プロセスに入っていることが明示された点は、大きな進展と言えるでしょう。
「事業活動を報告する」からゲーティング等を通報されるとどうなるのか?
今回、情報提供いただいた方から違反行為をしていた対象店舗も教えていただいていますが、今のところビジネスプロフィールが停止されたりクチコミが非表示になったりしている様子はありません。
とは言え、ある程度Googleも慎重に対応を行うであろうことを考えると、4月の中旬、場合によっては月末くらいまで継続的に観察が必要だと考えています。
まとめ
これまで「事業活動を報告する」フォームについては、
- 実際に機能しているのか不透明
- 通報しても意味があるのか不明
といった印象の機能でした。このフォームを使ったことがある方も同様の感想を持たれていたと思います。
しかし今回の事例から、
- Google側で違反の可能性を認識するプロセスが存在すること
- 報告に対して一定のレスポンスが返ってくるケースがあること
が確認できました。
ビジネスプロフィールを利用する上で、虚偽のエンゲージメントに関する行為をしないことは当たり前のことではありますが、Googleがフォームからの通報によって違反の可能性を認識していることからも、あらためてインセンティブ付与によるクチコミ獲得、ユーザーへ強要する形でのクチコミ獲得は重大なガイドライン違反であるとご認識いただければと思います。(※そしてもちろんゲーティングも)
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