2025年12月現在、Googleビジネスプロフィールは多くのサードパーティーと連携を行っていますが、ここ数ヶ月でautoreserve.comというAI予約サイト絡みで、事業者自身が登録していないテキストメニューがビジネスプロフィールに登録されたり、設定していない予約リンクが設定されたりと、いくつかトラブルが発生している様子です。

Googleビジネスプロフィールに勝手にテキストメニューが登録される
飲食店にとってGoogleビジネスプロフィールのテキストメニューは、来店を考えているユーザーに向けて店舗のオススメのメニューを、画像や説明文、価格と共に掲載できる重要な機能ですが、ここ数ヶ月でGoogleビジネスプロフィール ヘルプコミュニティーで見かけたり、私自身が事業者から相談いただく内容として、autoreserve.comというサイトに掲載されているテキストメニューが勝手にGoogleビジネスプロフィールに連携されて設定されているというものがあります。
なお、autoreserve.comというサイト側に店舗ページが勝手に生成され、そこに営業時間、メニューが生成されており、なぜか予約受け付けしていないのに予約導線も存在するといったお声も見かけますが、これはGoogleビジネスプロフィールとは別の問題なので今回は触れません。

連携されたメニューをオーナーが編集・削除ができないことが問題

上記にGoogleビジネスプロフィール ヘルプコミュニティーに寄せられたご相談の一例を紹介していますが、2025年12月時点において、autoreserve.comからGoogleビジネスプロフィールに自動連携されたテキストメニューはGoogleビジネスプロフィールから編集・削除ができません。
私も実際に挙動を確認してみましたが、下記のように複数のパターンが存在し、いずれもユーザーがGoogleビジネスプロフィールから編集・削除ができない挙動となります。(※他にもパターンがある可能性があります)
- Googleビジネスプロフィールの管理画面にはautoreserve.comからのテキストメニューが反映されていないにも関わらず、ユーザー画面側にはautoreserve.comからのテキストメニューが反映されている。
- Googleビジネスプロフィールの管理画面にはAPIで入力したテキストメニューが反映されているが、ユーザー画面側にはautoreserve.comからのテキストメニューが反映されている。
Googleビジネスプロフィール サポートに連絡しても対応されない
なお、APIでテキストメニューをGoogleビジネスプロフィールに設定しているお店(※Googleビジネスプロフィールの管理画面にはAPIテキストメニューが反映されているが、ユーザー画面はautoreserve.comからメニューのみが表示されている)からGoogleビジネスプロフィールに連携されたテキストメニューの削除について、Googleビジネスプロフィールのサポートチームに連絡してみたところ、「APIによる挙動についてはサポートができない」といった趣旨の的はずれな回答が返ってきた後、連絡が返ってこなくなってしまいました。
autoreserve.comから連携されたメニューを削除する方法
この手のサードパーティーサイトから自動連携された情報については、基本的にGoogleビジネスプロフィールの管理画面から削除操作は出来ません。(※予約リンクについてはサードパーティー側の削除申し込みリンクに遷移します)そのため、この種の自動連携の削除については自動連携を行っているであろうサードパーティーサイト側に直接連絡を行う必要があります。
今回、Googleビジネスプロフィールの管理画面にAPIテキストメニューが反映されており、ユーザー画面はautoreserve.comからメニューのみが表示されていた事業者に関しても、autoreserve側の店舗ページから、下記に示す情報修正を行ったところ、ユーザー画面のテキストメニューが削除されAPIで投入したテキストメニューがユーザー画面に反映されるようになったようです。

第三者生成型のローカルリスティングの問題
情報サイト、グルメサイトなどに店舗事業者の預かり知らぬところで店舗ページが生成され、自動的、UGCによって営業時間、メニューが生成され、予約導線まで出来てしまうといった問題は古くから存在する問題と言えます。
今回の事象はGoogleで予約の対象プロバイダーが増えていく中で発生している問題なのでは?と勘ぐっていますが、Googleからこの件に関しての注意喚起や情報は提供されていません。残念ながらこうした種類の自動連携を完全にオプトアウトするオプションはGoogleビジネスプロフィールに提供されていませんので、問題発生に気がついた場合は事業者自らで対応するしかありません。
古くはYoutubeも「個人情報なにそれ?」という時代もありましたし、ある程度サービス提供事業者、UGCによる店舗事業者の承認を得ない情報生成はインターネットにおいて許容されている風潮はありますが、流石に2026年を目前に控えたこのタイミングで、こうした店舗事業者の承認を得ない情報生成、それにまつわるクレームを店舗事業者が被る構図はいかがなものかとは思います。
本記事のスタンスについて
本記事は、Googleビジネスプロフィールと外部サービスとの連携に関して、現時点で確認されている情報と事業者の実際の声をもとに作成しています。特定のサービスや事業者を否定する意図はなく、あくまで2025年12月時点の仕様上の課題として共有させていただいております。ご指摘や修正が必要な内容がございましたら、遠慮なくご連絡ください。
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