
ビジネスプロフィールには「いつ開業する予定なのか?」を設定する「開業日」という設定項目が存在します。開業済みのビジネスであれば過去の開業した日付を入力し、未来に開業するお店であれば、この開業日を設定しておくことで、未来日に開業予定ということでGoogleマップに「開業日」が表示されます。

なお、「未来の開業日」を設定する場合に注意が必要なのが、必ずオーナー確認前に「開業日」を設定することです。正確な日付は覚えていませんが、2024年2月頃からオーナー確認後に「未来の開業日」を設定すると、ビジネスプロフィールが停止されるようになりました。
なぜ「未来の開業日」をオーナー確認後に入力すると停止されるのか?
Googleはヘルプ等の公式な場で理由を明確にしていませんが、ポイントとなるのは「未来の開業日」を設定していない場合、オーナー確認完了=Google検索やマップに営業中のお店として表示されるということです。
一度営業中であるというステータスで登録されたお店に対して、「未来の開業日」を設定する事自体が、Google検索、Googleマップを利用するユーザーに対して虚偽の情報を提供したということで「詐欺的」として判断されている可能性があります。
ビジネスプロフィールの新規作成をスキップして開業日を入れる

一番最初に「ビジネス」名を入力します。

続いてビジネスプロフィールの「カテゴリ」を選択します。なお、カテゴリは自由に選ぶことは出来ませんので、最も近しいものから選択する必要があります。


続いて実店舗型か非店舗型なのかを選択します。今回の例では住所を公開している店舗型の場合で進めていますが、店舗型の場合は住所の入力欄に住所を入力します。

続いて「サービス提供地域」を設定するか否かの画面となりますが、店舗型であっても商品配達等を行っている場合は「はい」を選択、サービス提供地域の設定が可能です。なお、店舗型で配達等を行っていない場合、サービス提供地域の設定は出来ません。(※ガイドライン違反となります。)
連絡先の入力画面で「スキップ」が表示された場合、すぐに「スキップ」をクリック

「未来日の開業」を設定するにあたり、最も重要なのがこの部分です。スキップを押さずに「次へ」を押したり、連絡先を入力して「次へ」を押すと、オーナー確認画面に遷移してしまいます。
なお、この操作を行うGoogleアカウントと店舗の関係性によっては、オーナー確認が即時で完了して、オーナーになってしまうことがあり得ます。(※詳細な条件についてはハックに繋がるため公開しません)
こうなると「未来の開業日」をオーナー確認完了後に後から入力する状況となりますので、「未来の開業日」を入力したことがトリガーとなって、即時停止される可能性が出てきます。
間違って開業日前にオーナー確認を完了してしまった、そんな時どうする?
「開業日」の入力前にオーナー確認を完了してしまうと、「開業日」前であるにも関わらず営業中としてGoogle検索、Googleマップには表示されてしまいます。こうなるとGoogle検索、Googleマップを利用するユーザーが営業していると思って来店してしまう、クチコミが書かれてしまうなど、デメリットしかありません。
ただ「未来の開業日」を入力すると停止されるリスクが付きまといます。こんな時は、営業ステータスを臨時休業に設定し、Googleビジネスプロフィールのサポートに相談し指示を仰いでください。臨時休業にしておくことで、ユーザーが誤って来店してしまう可能性をなくすことが可能です。
Googleビジネスプロフィールを利用する前に、基本的なヘルプを読もう
ビジネスプロフィールは気軽に無料で利用出来るツールではありますが、事業者の多くが基本的なガイドラインを理解されていません。このブログでも基本的なガイドラインを解説する記事を作成しようとは思っていますが、代表的なガイドラインを下記に示しますので、是非皆さん、ご一読の上、ビジネスプロフィールを利用してください。
Google に掲載するビジネス情報のガイドライン
https://support.google.com/business/answer/3038177
ビジネスの適格性とオーナー権限に関するガイドライン
https://support.google.com/business/answer/13763036