提出した動画が不承認の際にメールが届くようになった

2025年4月現在、Googleビジネスプロフィールのオーナー確認を動画の録画で行い、審査後に動画が不承認となった場合、Googleから再度動画を提出するように求めるメールが届くようになりました。今までは動画提出後に動画が不承認となってもメールは届かず、再度オーナー確認を行うフローを取って初めてエラーが表示される挙動でした。(※このメールの実装自体は少し前の事ですが、手元で確認出来るものがなかったため、ご紹介が少し遅れていました。)

ちなみに上記の挙動についてはGoogleビジネスプロフィールで「動画の録画によるオーナー確認時のエラー」が表示されるようになったで解説しています。

Googleから届くメール

Google Business Profile

実際に届くGoogleからのメールは上記の通りですが、それぞれの要素についてポイントを解説していきます。なお、メールボックスに届く際の件名は2025年4月時点では「要ご対応: Google ビジネス プロフィールのオーナー確認用の新しい動画を提出してください」となっています。

要件を満たせなかったことが明示

Google Business Profile

Googleビジネスプロフィールのオーナー確認方法はGoogleビジネスプロフィールでオーナー確認を行う方法5つを解説でも解説していますが、動画の場合、主に下記3つの証明が必要です。これらの要件をすべて満たさない限り、オーナー確認は完了しません。

  • ビジネスの所在地を示す
  • ビジネスの存在を証明する
  • ビジネスを運営する立場であることを証明する

満たしていない要件が明示される

Google Business Profile

この例のケースは満たしている条件が1つしかないですが..どの要件を満たせていないかをGoogleがメールで示してくれるようになりました。現在はビジネスプロフィールの動画によるオーナー確認時に撮影動画のプレビューが出来るようになっていますので、提出前にどのような動画を提出しているかも合わせて、次回動画を撮影する際に必要な要件を満たすように考えて撮影が出来ますね。

具体のビジネス名が明示されていない点に注意

提出した動画が不承認の際のメールを見ていただくとわかりますが、動画が不承認となったビジネスの具体的なビジネス名の言及はありません。スモールビジネスで個店で運営している、数店舗のみ管理している場合は良いのですが、チェーンビジネスを管理している、ビジネスグループの中に数百店舗を超えるビジネスが存在するような場合、どのビジネスの事なのかメールからはわかりにくく、その点は改善して欲しいポイントですね。

いずれにしてもGoogleは動画という新しい手法でのオーナー確認の難易度が高いことは認識しているようで、ここ数ヶ月だけを見ても動画によるオーナー確認に関して多くのアップデートがあります。今後も引き続き使いやすい機能拡充に期待しましょう。

投稿者 moto-local

株式会社mov所属/観光庁DMO外部専門人材(Google Maps活用での誘客、周遊促進サポート)/Googleビジネスプロフィール ゴールドプロダクトエキスパート/観光地である伊豆出身なこともあり、観光地の消費額増大、地域活性化に貢献したいと思っています。/Googleビジネスプロフィール ヘルプコミュニティ(https://support.google.com/business/community?hl=ja)にてボランティアで回答中。