あなたが知らないかもしれない、Googleマップで出来る20の機能
Googleは定期的に自社の製品アップデートや新機能をお知らせしてくれますが、2月6日にGoogleマップの20の機能ということで、英語版で紹介されています。
20 things you didn’t know you could do with Google Maps
https://blog.google/products/maps/20-years-google-maps-20-features
なお、日本語の記事は2月7日に公開されていますが、内容がかなり異なっており、ほとんどの機能については少なくとも私が見る限り目新しい内容はありません。
Google マップの 20 周年に試してみたい 20 の機能
https://blog.google/intl/ja-jp/products/explore-get-answers/20-years-google-maps-20-features
日本には導入されていない機能などは省きつつ、苦労してまとめたんだろうなと思いつつ、今回は英語版の記事で紹介されていた機能の中で、面白いと感じたものを紹介します。
英語版の20個の内容を抜粋して紹介
1. Drive in style (new!)
1つ目の機能として紹介されていたのは、Googleマップアプリのナビゲーションアイコンを複数の車のタイプとカラーから選択が出来ますよという機能です。内容はただそれだけなんですが、遊び心があってドライブが楽しくなる・・かもしれません。
機能としては通常の矢印アイコン、既存であった3種類の車両に加えてSUVやピックアップトラック、スポーツカーなど5種類が追加され、8色から選べるというもの。 車両はなんとなく見たことがあるようなものが多く、Honda eのような車両、大蛇（おろち）っぽいスポーツカー、ランドローバーっぽいものなどが確認出来ます。
なお、車両アイコンにした場合、自分がどの方向を向いているのか極めてわかりにくくなりますｗ
2. Ask Maps for inspiration with Gemini
2つ目に紹介されているものはGoogleマップアプリに訪ねてGeminiを使った検索結果が得られるものです。口語に近い検索でも結果が得られているデモとなっているので、音声入力でも検索結果が得られたりするのか？と思っています。この機能は早く使ってみたいのですが、日本では今のところ実装がまだされていないようです。
3. Get menu highlights（※日本語版にもあるもの）
メニューハイライトは日本語では注目のメニューとして紹介されている機能です。別途記事を作成しようとは思っていますが、正確性に問題がある機能です。ユーザーが撮影した写真にメニュー名が表示されているものですが、メニュー名の決定にお店側が関わっていないため、料理名は不正確であることが多いです。
5. See HOV lanes along your route
これは日本に導入されるはずがないもので、ルート上にあるHOVレーン（米国に存在する仕組みで、特定のレーンには利用対象車両の最低乗車人員が存在。実質的な維持速度を50マイルを維持できるようにするもので、交通渋滞の緩和に効果があるとされる。）を表示出来るものです。
13. Find the hottest restaurants in town（※日本語版にもあるもの）
昨年末に米国に旅行している時に気がついた機能ですが、実は昨年4月の段階でアナウンス自体はあった、Googleマップが作成するその土地の人気のリスト機能です。日本でもすでに確認されていますが、意外と存在を知っている人は少ないかもしれません。
Googleマップは頻繁にアップデートされている
Googleマップに限らず、Googleのプロダクトは結構な頻度でアップデートされ新機能が追加されています。毎日使っていると早めに変化に気がつくことが出来ますが、今回紹介したもののように、Google自体が新機能が出たよ、出るよという記事を出してくれることもあります。
なお、Googleは文化としてはとりあえずリリースし、問題があれば走りながら改修していきます。そのためリリースされた新機能にバグがある、問題がある、非英語圏においては翻訳に誤りがあることも多いです。
そうした時にはぜひユーザーとしてフィードバックを提供する、各プロダクトのヘルプコミュニティに問題を報告するなどして、問題の解決に参加してください。