GoogleからGoogle ビジネス プロフィールの最新情報: 2024 年 11 月が出ていますが、その中に商品に関する質問に回答して、販売している商品に関する情報を共有するという機能が紹介されています。
まだ日本語になっていませんが、2024年12月の最新のお知らせでは英語ではありますが、もう少し詳しく解説されています。この機能が筆者環境で実装確認出来ましたので解説してみたいと思います。
Googleマップアプリでのみ操作が可能
現時点ではGoogleマップアプリ環境でのみ、この機能を確認が出来ますが、Googleマップアプリでビジネスを表示した際に表示されるメニュー一覧にある商品をクリックすることで、操作することが可能です。なお、いくつかのビジネスプロフィールで確認しましたが、小売系をメインカテゴリーに設定していると表示されるようで、飲食店等では表示されません。
カード式の質問に「はい」か「いいえ」で答える形式
この機能における商品はカード式の質問に「はい」が「いいえ」で答える形式となっており、Googleビジネスプロフィールにおいて従来からある商品とは異なり、画像、説明文、価格、リンク等を追加することは出来ず、単純に在庫として特定のジャンルの商品の有無を答えるのみの機能です。
オーナー自身が望むカードを出現させることは難しそうで、あくまで設定しているカテゴリーなどからGoogle側でどういった質問項目を出すのか選んでいるようです。
追加すると店舗取扱商品として表示される
登録した商品は店舗取扱商品として表示され、さらに商品を追加することも可能です。一度追加した商品は店舗取扱商品をクリックすることで、店舗取扱商品が+追加に変化する仕様となります。
検索ブラウザ側の編集画面からの操作は出来ない
同一店舗を検索ブラウザ側からの編集画面(NMX)で確認すると、商品ではなく商品を編集というボタンが確認出来ますが、これはあくまでも従来の商品機能になりますので、今回解説しているGoogleマップアプリに表示される商品とは別物です。
なお、PCブラウザから操作しても、表示されるのは従来の商品機能のみで、Googleマップから店舗取扱商品として入力した商品は、Googleビジネスプロフィールのオーナーであっても検索環境からは操作や確認が出来ないようです。
表示先は不明ながら小売り事業者は設定しておく事を推奨
この情報は、さまざまなGoogleサービスの検索結果にビジネスを表示するために利用されます。
と画面上は表示されている通り、設定しておくことで属性のように、どういった商品が現在在庫してあるのか?を様々な環境でアピールすることが出来そうです。まだ実装開始から時間が経っていないため、出面などは不明の状況です。
とはいえ、設定しておくことで何らか検索上においては有利に働く可能性もありますし、ユーザーにとってお店にどのようなジャンルの扱い商品が揃っているのか把握が出来るようになるため、ユーザーにとっては利便性が高まると言えるでしょう。