表題の通りですが、Googleビジネスプロフィールのオーナー確認方法の中でも、かなりわかりにくい「動画の録画でビジネスのオーナー確認を行う」で、提出した動画に問題があった際にエラーメッセージが表示されるようになりました。
Googleビジネスプロフィールのオーナー確認の方法については、改めて別の記事で紹介しようと思いますが、今まで「動画の録画でビジネスのオーナー確認を行う」場合、動画の提出後、「オーナー確認が完了」するか、再度「オーナー確認が必要」に戻るか、「処理中」で音沙汰がなくなるか(※これが一番困る)でした。
動画の録画でビジネスのオーナー確認を行った際のエラー
動画の録画でオーナー確認が出来なかった場合、検索画面からの管理画面に、下記のメッセージが表示されます。
オーナー確認ができませんでした。確認を受けるには、別の録画をお送りください。
なお、上記の表示には「クチコミに関する問題」と表示されていますが、これは激しく誤訳になっていて、正しくは英語で「Review Issues」となっているものですので、日本語訳では「問題を確認する」等が適切な翻訳になります。
なお、こうした画面表示、ヘルプ内部のGoogleの誤訳は随所に見受けられますので、見つけた場合はフィードバックをお願いします。
動画の録画に足りなかった要件を確認する
誤訳はさておき、「クチコミに関する問題」をクリックすると、再度動画でのオーナー確認を行う画面に案内されます。
次へをクリックすると、今回取り上げている内容である、実際に提出した動画にどのような問題があったのかがわかりやすく表示されます。
表示されるメッセージは3種類
なお、Googleが「What’s new in Google Business Profile: November 2024」として公開している内容によると、動画のエラーメッセージとしては3種類が用意されているようですが、この3種類は動画の録画に必要な3つの要件と同様です。
ビジネス名が、店舗外観に含まれていない
実店舗でGoogleビジネスプロフィールを利用する場合、店名の固定看板が常設されている必要がありますが、看板、壁、窓などの固定設備に印刷されたビジネス名を撮影する必要があります。なお、動画に表示されるビジネス名は、ビジネス プロフィールの名前と一致している必要があります。
周辺地域の様子が含まれていない
店舗周辺の道路標識、番地標識、周辺の店舗、有名なランドマーク、またはビジネス プロフィールに列挙した Google マップの正しい位置にご自身の店舗があることを示す店舗の周辺地域を撮影する必要があります。
ビジネス運営を証明するものが含まれていない
撮影した人が店舗の代表権限を有していることを、従業員だけがアクセス出来るエリア、アイテムを撮影することで証明する必要があります。これにはPOS システムへのアクセス、店、スタッフ室、キッチン、または倉庫(貯蔵室)の鍵を開けている自分自身を撮影するなどが該当します。
理由が明示されるようになったことで、一定わかりやすくなったと言える
今回のアップデートにより、Googleビジネスプロフィールの動画確認で失敗してしまった場合、「一体何が駄目だったのかわからん」という事業者の声に対しては、一定わかりやすくなったと評価することが出来るでしょう。
「何をどのように」「何秒間」「どうやって」など、あまりにも詳しい情報を公開すると、それがGoogleに対してのハックにもなってしまうため、「どこまで何を」という種類の情報の公開は今後もされないでしょうが、何回動画を提出しても上手くいかないという事業者は、一度どのような理由でオーナー確認が出来ていないか、ご確認いただくことをオススメします。