Yahooマップアプリの住所地図が「小字相当階層」まで対応したということで、X界隈でかなり盛り上がりを見せていたように思います。日本の住所のルールをこの機会に少し調べて見たのですが、実に複雑怪奇。恥ずかしながら、今まで詳しく調べたことがありませんでした。

住所地図の表示の方法は、Yahooマップアプリを開いて右上の「地図スタイル設定」をクリックしてから「住所」をクリックすることで表示されます。

日本の住所は地名、番地・号で表現され、地名は公称、通称名称があり、特定の地域においてはこれが非常に複雑になっており、番地・号の表記のルールについては、法務局が登記簿ベースで定める土地の住所(地番)と、住所をわかりやすくするために設けられた住居表示制度(住居表示)があり、地番は土地に対しての番号、住居表示は建物に対しての番号であるという辺りくらいまでは理解出来ました。

(住居表示)はさらに町名、街区符号、住居番号に別れ、町名は(◯町◯丁目)と表記、街区符号は一般的には1番街区から千鳥蛇行式に番号が付けられ(◯番)と表記、住居番号は街区の外周に基礎番号を右回りに設定し、建物の主要な出入り口がどの基礎番号と接するかで決定し(◯号)と表記するということも、調べる中でわかりました。

このあたりの知識は高校生の時の年末バイトで郵便局にて年賀状の配達をしていた際に、詳しく説明して欲しかった。。と今更に感じます。

京都の一部の住所

Yahooマップアプリの住所地図が「小字相当階層」まで対応

あらためてYahooマップアプリの住所地図が「小字相当階層」まで対応したということなんですが、上記のうちの町名部分において、町名、大字、小字(字)と分解される中の小字(字)部分まで対応したということだと理解しています。(違っていたら誰か教えて。。)

日本の住所表記における大字以下まで対応されたということで、例えば「愛知県額田郡幸田町大字六栗一色」で見ていくと、細かく表記されています。(※以前の表記を知らないでどの程度細かくなったのかはわからず)Yahooマップの場合は視覚的にわかりやすく、特定の住所を地図を見ながら探す状況においてとてもわかりやすい。

左がGoogle Maps / 右がYahooマップ

ただ、具体の地名と知ろうと思い、マップ長押しクリックして住所を表示すると、Yahooマップでは「愛知県額田郡幸田町大字六栗」までしか表示されません。

対してGoogle Mapsの場合は、マップを拡大していけば字単位でも表示されるようですが、長押しクリックして住所を表示すると「愛知県額田郡幸田町大字六栗一色14-4付近」とまで表示されるようです。

ただし、Google Mapsの場合は2019年3月頃からゼンリンとの提携を解消しているため、今後さらに日本で少子化が進み、市町村合併が進んだ場合、日本の最新の住所表記への追随が遅れていく可能性があります。

今後の使い方

Yahooマップの「住所地図」という地図をしっかりと見たのは初めてでしたが、例えばGoogle Mapsを使って住所検索をして目的地まで行ったが、どうにも場所がわからない。というシーンで、このYahooマップの住所地図を開いて、細かく街区符号、住居番号、枝番までを含めて見ることでたどり着けるというケースがあるかもしれません。

Yahooマップは現段階でもGoogle Mapsにはない機能として、雨雲レーダー、防災マップなどの「地図スタイル」の他に、アプリでは自社サービスやサードパーティーサイトの協力のもと「花火マップ」「紅葉マップ」「ラーメンマップ」「EV充電スポットマップ」など様々なマップが楽しめます。

そもそもの住所表記が正確である、最新の日本の住所変更に対応している点に加えて、自社サービス、日本のサービス事業者との提携を通じて、日本人として痒いところに手が届くマップとなっているのは嬉しいです。その他にも「テーママップ」など豊富な種類のマップがありますが、「テーママップ」はとても面白い機能だと感じているので、別の機会に深堀ってみたいと思います。

投稿者 moto-local

株式会社mov所属/観光庁DMO外部専門人材(Google Maps活用での誘客、周遊促進サポート)/Googleビジネスプロフィール ゴールドプロダクトエキスパート/観光地である伊豆出身なこともあり、観光地の消費額増大、地域活性化に貢献したいと思っています。/Googleビジネスプロフィール ヘルプコミュニティ(https://support.google.com/business/community?hl=ja)にてボランティアで回答中。